【悲報】出社に意義を感じるものの「ストレス増加」「生産性上がらない」と感じてる会社員は約7割超え"出社が増え転職検討する"声も【oVice調査】

oVice株式会社(本社:石川県七尾市、代表取締役CEO:ジョン・セーヒョン) は、5月8日の新型コロナウイルスの5類移行後に出社の割合が増えた大企業(従業員数1,000名以上)のハイブリッドワーカー109名を対象に、大企業社員の勤務形態に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
調査の結果、75.3%が「出社に意義を感じている」と回答しながらも、それを上回る78.0%が「出社が増えたことによるストレス」を実感していることが明らかになりました。また、約7割が「出社が増えても生産性は上がらない」と回答しました。

目次

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調査概要

調査概要:大企業社員の勤務形態に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査機関:株式会社IDEATECH
調査期間:2023年6月12日〜同年6月13日
有効回答:5月8日の新型コロナウイルスの5類移行後に出社が増えた大企業(従業員数1,000名以上)に所属するハイブリッドワーカー109名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

約8割が「出社に意義を感じている」と回答

「あなたは、出社に意義を感じていますか。」(n=109)との質問に対し、75.3%が意義を感じている(「とても感じている」29.4%、「やや感じている」45.9%の合計)と回答。約8割の方が出社を肯定的に捉えていることがわかりました。

とても感じている:29.4%
やや感じている:45.9%
・あまり感じていない:16.5%
・全く感じていない:7.3%
・わからない/答えられない:0.9%

約7割は、「出社が増えても生産性が上がらない」と回答

出社に意義を感じている人が約8割いる一方で、「出社が増えたことで、仕事へのストレスは増えたと思いますか。」(n=109)という質問に対し、78.0%(「非常にそう思う」が32.1%、「ややそう思う」が45.9%)が仕事に関するストレスが増加していると回答しました。

また、「出社が増えたことで、業務の生産性はどのように変化しましたか。」(n=109)と質問したところ、出社が増えても業務の生産性が上がっていないと感じている方が約7割(「変わらない」が40.4%、「やや下がった」が20.2%、「とても下がった」が5.5%、の合計66.1%)に及びました。全体の3割強は、むしろ「生産性が下がった」と回答しました。

非常にそう思う:32.1%
ややそう思う:45.9%
・あまりそう思わない:18.3%
・全くそう思わない:2.8%
・わからない/答えられない:0.9%

とても下がった:5.5%
やや下がった:20.2%
変わらない:40.4%
・やや上がった:30.3%
・とても上がった:2.8%
・わからない/答えられない:0.9%

仕事へのストレスが増えた原因は「通勤時間が増加したため」や「ランチ代や交通費など支出の増加したため」

出社によるストレスの増加に関する質問で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「出社が増えたことで、仕事へのストレスが増えた理由を教えてください。(複数回答)」(n=85)と質問したところ、「通勤時間が増加したため」が75.3%、「ランチ代や交通費など支出の増加したため」が56.5%、「プライベートの時間が減少したため」が51.8%という回答となりました。

通勤時間が増加したため:75.3%
ランチ代や交通費など支出の増加したため:56.5%
プライベートの時間が減少したため:51.8%
・オフィスに行く理由が明確でないため:34.1%
・上司や同僚など周囲の出社状況を見ながら出社する必要があるため:22.4%
・その他:1.2%
・わからない/答えられない:0.0%

理想の出社頻度は「週の半分未満」が68.7%

「あなたの理想の出社頻度を教えてください。」(n=109)の質問への回答から、出社の頻度を「週の半分以下に抑えたい」人は約7割にのぼることが分かりました。

「フルリモートワーク」が6.4%、「月1~2回出社」が11.9%、「週1日出社」が27.5%、「週2日出社」が22.9%という回答となり、ここでも出社の意義を感じつつも、ストレスが多いため頻度は少なくしたいという意識がわかりました。

フルリモートワーク:6.4%
月1~2回出社:11.9%
週1日出社:27.5%
週2日出社:22.9%
・週3日出社:16.5%
・週4日出社:8.3%
・毎日出社:6.4%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%

出社とリモートワークが混在において生じる問題、「連携が必要な社員と出社のタイミングが合わない」が45.9%で最多。組織の「バラバラ感」や出社した際のオンライン会議での「話しにくさ」の解消が課題

「出社とリモートワークが混在する環境において、生じている問題を教えてください。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「連携が必要な社員と出社のタイミングが合わない」が45.9%、「オンライン会議を行うための、個別に隔離されたスペースがない(足りない)」が37.6%、「フリーアドレスなどの導入で誰がどこにいるかわからない」が36.7%という回答となりました。

出社のタイミングが同僚と合わない、出社しても誰がどこにいるのか分からないなどの組織の「バラバラ感」や、出社した際にオンライン会議などが入った際の「話しにくさ」などに課題感を覚えている方が多い結果となりました。

連携が必要な社員と出社のタイミングが合わない:45.9%
オンライン会議を行うための、個別に隔離されたスペースがない(足りない):37.6%
フリーアドレスなどの導入で誰がどこにいるかわからない:36.7%
・出社時とリモート時で情報量に差がでる:30.3%
・会議室が足りずに、自由にミーティングができない:27.5%
・出社状況を確認するために手間がかかる:27.5%
・出社時のルールが定義されていない、守られていない:13.8%
・その他:0.9%
・特にない:10.1%
・わからない/答えられない:0.9%

上記の結果に加え、本調査では出社とリモートワークが混在において生じる問題や出社が増えたことにより転職を検討した割合なども分かりました。
調査の全文はレポートにて公開しています。

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