夏休み前の出費対策! 手間をかけずに2カ月でいつもの額+5万円貯める節約術

あと2カ月弱で夏休みがやってきますが、夏の予定は決まっていますか? どこかへおでかけする場合、必要になってくるのがレジャー費。直前になって「足りない! 」なんてことのないよう、今のうちから工面しておきたいですね。今回は夏休みのレジャーに向け、いつもより5万円多く貯めるための節約術をFPの資格を持つ筆者が紹介します。

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2カ月で+5万円貯める家計管理術

夏休みまであと2カ月程度ということは、6月と7月の収入からいつもより2万5,000円ずつ多く貯めるということになりますね。貯金をする際に大切なのは、貯金ができるような家計管理方法をつくっておくということ。まずは貯金ができるようになる家計管理の方法をご紹介します。

給料日前にやっておきたい作業「支出項目と額を把握する」

貯金をするための家計管理では、収入(給与など)から貯金分を取り分けた残りのお金(=日々のやりくりをするお金)を、銀行口座から引き落としになる分と、現金で使用する分に区別して管理する必要があります。

そこで給料日がやってくる前に、銀行口座から引き落としになるものをピックアップして項目と額を把握しておきましょう。水道光熱費や家賃、住宅ローン返済額、通信費、習い事の月謝、保険料など、銀行口座から引き落としになるものが把握できていないという人は、まずここから取り組んでください。またクレジットカード払いになっているものも全て、何にいくら払うのかを紙に書き出すなどして金額を合計しておきます。

給料日に貯金額を別口座へ「先取り貯金で使い込みを防止」

確実に貯金するための極意は「先取り貯蓄」。給与口座から貯金専用口座へ、給与が振り込まれたタイミングでお金を移すことです。給与口座と生活費管理用の口座が同じ場合は特に、給与が振り込まれたままにしておくと家計がピンチなときに貯金分に手を出してしまう可能性も。大切な貯金の使い込みを防ぐために、貯金用の別口座を用意しておきましょう。

生活費をおろすのは月1回「家計のあいまい化防止」

次に、貯金分を取り分けた残りのお金から、銀行口座より引き落としになる額を差し引きます。銀行口座からの引き落とし分は、すでに給料日前に合計額を出しておきましたよね。その金額を差し引いた残りが、現金で管理するお金になります。

なお現金管理のお金は給料日に全額を引き出しておきましょう。大事なのは、生活費のためにお金を引き出すのは月にこの1回のみということ。いつでもおろせると思うと予算の管理があいまいになったり、手数料を無駄に支払ってしまったりすることにつながります。まとめて引き出した現金管理分のお金で、1カ月の生活費をやりくりするようにしてください。

現金管理分の内訳と予算を決める

無駄なお金を使わないためには、予算を立ててやりくりする方法がベストです。支出を予算内で抑えることで無駄遣いを防ぎましょう。食費や交際費、医療費、交通費など、現金で支払う費目をピックアップして、いくら使うのか予算立てをするといいですね。

予算の立て方がわからないという人は、前月までの実績を参考にするのがおすすめ。家計簿をつけている人はこの機会にこれまでの実績を振り返ってみましょう。また家計簿をつけていない人は、たとえば食費なら1回の買い物でどの程度お金を使っているかを思い出し、予算を立ててみましょう。上手に家計を管理するためにも、日頃から何にいくら使ったか記録する習慣をつけておくといいですね。

予算範囲内でやりくりする節約術

貯金分に手を付けず予算の範囲内でやりくりするためには、当然ですが「予算を守ること」が大事なポイントになります。「2カ月で5万円」は、日々の小さな無駄遣いを防げば達成できない額ではありません。1週間に6,000円程度支出を抑えるということなので、その意識を持って無駄遣い防止を徹底し、予算を少し厳しめに設定することにチャレンジしてみましょう。大きな手間をかけなくてもできる、日々の節約術は以下の通りです。

週に一度、お金を使わない日をつくる

週に一度「絶対にお金を使わない日」をつくることで、予算を守る意識が高まるように。なかでも「食費」を使わない日をつくると、冷蔵庫の隅で眠っている食材を一掃する機会になり商品ロスをなくすことにもつながります。「お金を使わない」というのはチャレンジしてみると意外と難しいものですが、取り組むことで無駄遣いが防止でき、もしかしたらお金が余るようになるかもしれません。そうなれば、貯金額を増やすことができますね。もし手帳などを持っている場合、お金を使わなかった日を記録しておくと達成感がありますよ。

「安いからまとめ買い」という発想を捨てる

スーパーやドラッグストアでいつも使っているものがセールになっていると、まとめ買いすることはありませんか? 実はその行為、一見お得なようですが無駄を生み出しやすいのです。まとめ買いは家にストックが増えすぎ、存在を忘れやすくなるおそれがあります。「消費期限が過ぎてしまい食材を捨てた」あるいは「家にストックがあるのにセールで洗剤を買い込んで収納場所がいっぱいになってしまった」などの経験は、思い当たる人もいるのでは?

こうなると使ったお金が無駄になってしまいますね。買い物時は、必要なものを必要な数だけ買うこと。できれば事前に「買い物リスト」を作ってからお店に行きましょう。これが無駄な出費をなくし、予算内で家計をやりくりするコツになります。

なお、家のストックを増やしすぎないために有効なのは整理整頓です。何が、どこに、どのくらいあるのかが把握できれば、無駄な買い物をしないようになりますよ。

定額制サービスを見直す

節約にもっとも効果的なのは固定費の見直し。携帯電話の契約会社や料金プラン、保険料なども固定費になりますね。ですが、これらを変更するのはちょっと面倒。調べなくてはいけないことや時間がかかることなどが懸念で、なかなかチャレンジできない人も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが「定額制サービス」の見直しです。ほとんどが銀行引き落としもしくはクレジットカード支払いになっているはずなので、口座の入出金明細やクレジットカードの明細を見てみると良いでしょう。

最近は映画や音楽、洋服、電子書籍、カフェなど、さまざまな定額制サービスが登場していて、すでに何かのサービスを利用している人も多いはず。定額制サービスは毎月一定額を支払えば、ある程度好きなようにサービスを利用できるので、上手く使いこなせばおトクです。

しかし毎月利用料が自動的に支払われていくため、使いこなすことができなければお金を捨てているようなもの。月に数千円を無駄にしている可能性も十分にあります。もしあなたが使っている定額制サービスに使いこなせていないものがあれば、この機会に思い切って解約しましょう。

夏休みに向けて貯金はできそうですか? 家計を上手にやりくりする基本は、予算内に支出を抑えることです。あと2カ月で5万円貯めるためにはどんな予算を組むのが良いのか再検討し、夏休みの楽しいレジャーに向け頑張って貯金してくださいね。