【薬剤師が解説】舌をやけどしたときの対処法!応急処置&早く治す方法や市販薬について

熱いものを食べて舌をやけどしてしまって、治るのか不安になってしまいますよね。舌のやけどの対処法や治し方について薬剤師が解説します。

目次

やけどとは。

やけどとは皮膚や粘膜が高温の物質に一定時間接することにより生じる、皮膚の炎症です。
低温やけどといい、低温でもやけどを引き起こすことがあります。

※参照:一般社団法人 日本形成外科学会

舌のやけどの症状とは

舌が赤くなり、ひりひりと痛みを伴います。炎症が落ち着いてくると、皮がめくれたり、口内炎のように腫脹してしまうことがあります。また炎症で一時的に味覚を感じにくくなります。

舌をやけどした時の応急処置

氷や冷たいお水、お茶などを口に含みましょう。舌の炎症部の熱感が無くなるまで、冷却しましょう。

舌のやけどを早めに治すには?

香辛料などの強い辛い物や、塩分が強い物、熱い刺激になるもの、ざらざらとしているものは避けるようにしましょう。

やけどには昔からアロエやヨモギ、お茶の葉などが使われてきました。それらが含まれているものを口に含んでください。

また、口腔内の炎症を少しでも早く改善できるよう、ビタミンB群やビタミンCを摂るのもよいでしょう。

舌のやけどに使える薬

舌のやけどには、口内炎の時に使われる抗炎症薬が使えます。またアズレンが含まれているうがい薬、トローチも粘膜を保護し炎症をしずめます。

舌をやけどしないために

熱い物は無理をせず、ゆっくり冷ましてから食べるようにしましょう。また少しずつ食べるようにするとやけどしにくいです。熱い物を食べる時は、近くに冷たいお水やお茶などを置いておくようにしましょう。

子供が舌をやけどした時の対処法

まずは焦らずに氷や冷たいお水やお茶を口に入れてあげましょう。口の中は常に唾液に触れ、体の中でも炎症が治りやすい場所になるので、焦らないように支えてあげましょう。

まとめ

舌のやけどは体の中でも治りやすい場所になります。やけどをしてしまっても、焦らず冷やして対応しましょう。また普段からやけどをしないように、ゆっくり食べることも 必要です。

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