コツは秋冬の”小掃除”!大掃除の順番やスケジュール立て「何月のいつからやるの?」家事プロが解説!

12月が近くなると「大掃除」に意識がいきますよね。
ただでさえ慌ただしい年末の大掃除は、気が重いもの。
毎年「次こそは計画的に!」と思いつつ、気が付くといつも年末ぎりぎりに、なんとか終わらせてる…なんて人もいるのでは?
大掃除は、計画的に、しっかりとスケジュールを立てることが重要です。
今年はいつもよりも早めに計画を立てて、無理なく「ゆったり大掃除」にしてみませんか?

今回の記事では、お掃除・家事のプロが、「大掃除を始めるのにベストな時期」「無理ない大掃除のスケジュール立てをするコツ」について解説します。

目次

大掃除はいつからどういう順番でやる?コツは秋冬の”小掃除”

年末は、やることや行事がたくさんあってなにかと忙しい時期。
大掃除の予定を立てても、急な用事が入ってスケジュールが崩れてしまうことも珍しくないでしょう。

実は、大掃除をスムーズに進めるコツは秋冬の”小掃除”がポイント!
一気にやろうとせず「秋冬の今から少しづつやるのがベスト」なんです。

コツコツ始める大掃除!これだけはチェックしたいスケジュールと順番

秋冬の”小掃除”をはじめ、大掃除をスムーズに進めるには事前のスケジュール立てや掃除の順番決めが重要です。
そして、それらを固めるためには次の項目をしっかり確認しておくと良いでしょう。

・部屋の間取り図で掃除する場所を確認
・家族のスケジュールをチェック
・年末最後のゴミ収集の日程を把握
・大掃除に必要な道具の準備

これらの事前準備について説明します。

部屋の間取り図で掃除する場所を確認

スケジュールを立てる前に、まずは、ざっくりとお部屋の間取りを書いてみましょう。

それから、それぞれの場所の絶対に掃除しておきたい箇所をピックアップしてみると、やることが明確になってきますよ!
絶対に外せない箇所を記入しておけば、家族に任せておいても、キレイにしておきたいポイントは外さずに、掃除できるでしょう。

家族のスケジュールも聞いておきましょう

家族など大掃除を一緒にできる人がいれば、みんなの11月~12月のスケジュールも聞いておきましょう。

前もって、スケジュールや掃除箇所を手分けして決めておけば、それぞれ分担しつつ大掃除を進めることができます。

年末最後のゴミ収集の日程を把握を

せっかく大掃除をしても、今年最後のゴミ収集に間に合わなければ、正月を気持ちよく送ることはできませんよね。
事前に年末最後のゴミ収集日を確認しておきましょう。

粗大ゴミは、持ち込みでなければ、取りにきてもらうまでに1〜2週間かかる地域もあります。
特に12月は混み合って年内に伺ってもらえないことも。

大掃除をしやすくするためにも、11月中を目安に粗大ゴミの収集を依頼して、大掃除前に不要なものは捨てておくことがベストです。

大掃除に必要な道具の準備を

掃除道具の用意はマスト。

掃除すべきことが決まったら、掃除に必要な道具を洗い出して、足りないものは事前に買い出しをしておきましょう。

【家事プロ監修】慌てず大掃除をするスケジュール例【順番に進める】

大掃除は、1ヶ月くらいかけて、余裕をもって掃除するスケジュールを考えてみましょう。

筆者がお客様の家を掃除させて頂くときは、一箇所につき30分目安の掃除を心がけています。
汚れが強い場所でも、1時間あれば随分と綺麗に仕上がるものです。

そう考えると、仕事が忙しい方でも土日に1時間ずつだけ大掃除をするように考えると、1ヶ月で最低でも8箇所近く大掃除ができることになります。

もちろん、汚れ具合によっては1時間以上かかることもあるでしょう。
ですが、週に1、2回ほど1時間程度だけ頑張ろう!と思うと、大掃除のハードルがさがりますよね!

スケジュールリスト例(筆者の場合)

筆者は書いた間取りの紙に、必要なことをいろいろ記入し、家族で見やすい冷蔵庫に貼っています。

そして、掃除日やゴミ出しの日程は、携帯内の家族共有カレンダーに入れています。
普通使われているカレンダーに、自分だけでなく家族みんなが見やすいよう工夫をしてみましょう。

【大掃除リストの使い方】

  1. お部屋の間取りを書く
  2. 必ず掃除したい場所をピックアップする
  3. 掃除する日と担当を書き込む
  4. 買い出ししておきたいアイテムを書く
  5. ごみ収集の日程を書く
  6. 掃除が終わった箇所など、済んだことを消していく

掃除の順番はどうやってきめる

まず最初にやるべきことは、物の整理です。
前述の通り、粗大ゴミなど含めいらない物を早めに処分しておいた方が、掃除もスムーズになります。

掃除の順番としては、汚れのひどい場所から掃除をするのがオススメです。
風呂やキッチンなど、カビキラーやオキシクリーンなどのクリーナーでつけ置きしたい箇所は、掃除以外にも時間がかかりますよね。
思ったよりも時間がかかってしまい、決めた日に掃除が終わらなかったとしても、スケジュールに余裕を持たせておけば、空いた時間に掃除の続きができます。

そして、大掃除最後の日は、家の奥から玄関に向かって仕上げの掃除です。
掃除の基本は、「上から下へ」そして「奥から手前へ」。
大掃除最後の日には、1年の汚れをすべて外にはき出すイメージで、家の奥から床拭きをし、最後に玄関掃除がオススメ。

家も気持ちもスッキリさせて、大掃除を終わらせましょう!

順番を考えて、手が回らなそうな箇所があれば、家事代行を頼んでおくことも視野にいれてみてもよいでしょう。
家事代行も年末は混み合って予約が取れないこともあるので、早めの予約が必要です。

昔の大掃除は何月のいつ?縁起が良い開始日・順番・スケジュールとは

なぜ日本は年末に大掃除をするのかというと、江戸時代には12月13日を煤払いの日として定めたことが現代の年末大掃除につながっているそうです。

家の中のホコリや煤を落とし、新年に神様を迎える準備をする習わしが今に繋がっています。
この12月13日は「はじめの日」とも呼ばれ、お正月に向けて様々な準備を始めるのに縁起が良いそうですよ!

そのため、どんなに先延ばしにしても12月13日には始められるスケジュールを立てるとよいでしょう。

また、逆に12月29日、31日と1月1日に大掃除を行うのは縁起が悪いと言われているそうです。
慌ててお掃除することは、福をもたらす神様にあまりよい印象を与えないようです。

大掃除は28日までに終わらせておきたいですね。

早めの準備で、余裕をもって大掃除を

今回の記事では、お掃除・家事のプロが、「大掃除を始めるのにベストな時期」「無理ない大掃除のスケジュール立てをするコツ」について解説しました!

・スムーズな大掃除のコツは秋冬の”小掃除”にあり!
・終わらせたい一か月前からスケジュール立てを!
・組んだスケジュールは家族全員でしっかり共有!

大掃除は、秋冬の”小掃除”から始めることが大きなコツです。
終わらせたい1ヶ月くらい前から計画をたてておくと、よりスムーズに進められるでしょう。
余裕をもって大掃除を終わらせ、気持ちのよい新年を迎えられるようにしましょう。

そうじ・せんたく
ランキング

おすすめ記事

全体ランキング