発売から2年たっても専門家が激推しのトースター、その理由とは

ここ数年、注目製品が登場しているトースター。2015年にバルミューダが発売して大ブレイクした「BALMUDA The Toaster」以降、各社から"おいしく焼ける"を謳い文句にした高級ラインのトースターが続々と登場しています。そんな中でも、"コスパ"重視でイチ押しなのがシャープの「ヘルシオ グリエ」です。

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    コスパ◎でイチオシのトースター・シャープ「ヘルシオ グリエ」

    2016年に初代を発売、翌2017年に後継機種として発売されたのが、現在最新の「AX-H2」です。

    シャープのオーブンレンジと言えば、ヒーターを使用せず、200℃以上にも達する高温の過熱水蒸気のみで焼く"ウォーターオーブン"として知られる「ヘルシオ」シリーズが人気。「ヘルシオ グリエ」は、あたためやシンプルな"焼き"機能に特化したラインナップとして登場した製品です。

    ヘルシオの特徴とは

    ヘルシオは、他の一般的な過熱水蒸気オーブンと比べて、熱量が多く、食材の内部までの加熱が可能。食材に含まれる余計な油分が水とともに落ち、ヘルシーな調理ができるのも特長。また、温度が低いほうにより多くの熱を与える性質があり、冷凍食品と冷蔵食品など、異なる温度帯の食材を同時に加熱できる点も特長です。

    ただし、電子レンジと一体型のヘルシオは、本体寸法が大きめで、少人数世帯では持て余しがち。狭いキッチンでは設置ができないという難点もあります。また、多機能過ぎて使いこなせないという人向けに、グリル機能に特化したラインナップとして登場したのが「ヘルシオ グリエ」なのです。

    単なるトースターではないが、トースター的利用もOK

    そのため、トースターとは一線を画す商品ではありますが、トーストをおいしく焼くという機能も網羅した調理家電です。しかも、簡単な操作性はトースター感覚。

    使い方は、過熱水蒸気を使うときは水タンクに水を入れた後に3段階の中から火力を選び、加熱時間を設定するだけ。ヘルシオと同じ過熱水蒸気のエンジンが搭載されており、表面はサクッとした歯触りで香ばしく、中はフワッとした食感のトーストやクロワッサンが焼けます。

    水タンクに水を入れてセット

    さらに、ヘルシオ グリエが秀逸なのは、揚げ物などのお惣菜の"リベイク"にも有効なこと。コロッケや唐揚げ、天ぷらなどは、揚げ立てのようなおいしさが復活。余計な油分が落ちて脂っこさもなくなり、かつヘルシーに食べられます。サンドイッチや総菜パン、チーズケーキなどは、買ってきたまま食べるよりもおいしさがアップします。

    発売から2年以上たってもイチオシ

    既に発売から2年以上経過しているものの、筆者がいまだに"名機"と評価している製品。発売当初は4万円前後だった実売価格も現在は2万円前後と半額程度まで下がり、コスパはかなり高いです。トースターに、2万円前後の投資を考えている人であれば、購入の選択肢のひとつに加えてみてほしい製品です。

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