【連載】節約達人のお金をかけるもの、かけないもの--第7回 心の豊かさにお金をかける

節約上手になるために、「低価格で買うもの」と「お金をかけて買うもの」に、自分なりの判断基準はもっておきたいところ。節約ブロガーとして人気のanicaさんに、その基準や理由を教えてもらいます。

【前回の連載】 第6回「【連載】節約達人のお金をかけるもの、かけないもの--第6回 自分のためのものは節約」を読む3684e3967af05420

High&Lowの基準 

我慢しない節約を研究する節約ブロガーのanicaです。夫と1歳の息子の3人で、地方都市で暮らしています。

フルタイムの共働きで、バタバタとした毎日を過ごしている我が家。忙しいながらも、節約生活を始めてから2年で500万円を貯金することができました。そんな我が家では、身の回りを豊かにするよりも、心を豊かにしてくれるものを判断基準に、お金をかけるようにしています。

低価格で買うと決めているもの

その1: 食費

人から「安い! 」と驚かれる我が家の食費。ひと月2万5,000円でやりくりしています。 「質素な食生活をしているの……? 」と聞かれるのですが、以前月4万円の食費で一人暮らしをしていた頃よりも、バランスの良い健康的な食生活ができていると感じます。

 食費をおさえるコツは買い物回数。我が家では月に3回ほどしかスーパーへ食材の買い出しに行きません。1回行くごとに、1週間から10日分ほどの食材をまとめ買いしています。

 月3回のスーパーへの買い出し以外で、野菜が足りないと感じれば産直市場に寄り、パンや牛乳がなくなれば仕事帰りにコンビニで買って帰ります。産直市場は圧倒的に野菜が安いですし、コンビニでも無駄なものを買わなければ、さほど高くはつきません。

この「徹底したまとめ買い」と「安いものを安いところで購入」するようになってから、食費のアップダウンがなくなり、毎月同じくらいの食費で生活をすることができるようになりました。

また週末に作り置きをすることで、疲れた時の急な外食や衝動買いを防ぐことができ、食費を抑えることに大いにつながっていると思います。

その2: 日用品代

毎月20日、ドラッグストアの「ウエルシア」でTポイントを使って買い物をすると、ポイントを1.5倍の価値で利用できます。いつもよりおトクにポイントを使えるので、毎月20日に月1回まとめ買いをすることで、日用品代のカットに成功しています。

ポイントサイトで貯めたポイントをTポイントに交換して利用しているのですが、1万ポイントあれば1万5,000円分の買い物ができるので、家計はかなり助かっています。

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日用品に関しては、最近ほとんど、ポイント以外で購入していません。「低価格で買うと決めている」というよりも「おトクに買うと決めている」ものです。

その3: 洋服代

洋服がとても好きで、学生の頃は毎日雑誌を眺めては「あれが欲しい」「これを買う」と話していたほどでしたが、結婚をしてからほとんどお金をかけなくなりました。

その時に洋服にかけたお金が、将来どれほどの効果や資産を自分に残してくれるか? と考えると、高い洋服を買うことにあまりメリットを感じなくなったからです。

昔気に入って買った高価な洋服も今はすっかり持っておらず、思い出すこともできません。仮に持っていたとしても、流行遅れや体形の変化などで着られなくなるものもありますよね。洋服を「消耗品」として考えると、高いお金をかけないように心がけられます。

その4: 子ども服代

現在1歳の息子を育てている最中で、せっかくならかわいい子ども服を着せたいという気持ちもあります。

しかし、子どもに好き嫌いや好みがある程度出てくるまでは、キャラクターグッズやかわいい服を買っても、本人はあまり分からないし後々も覚えていないですよね。

子どもの持ち物は破損することも多く、洋服はすぐにサイズアウトしてしまいます。すぐに使えなくなるからと割り切って、欲しいものや必要なものはフリマアプリを利用して安価で買ったり、譲っていただいたものを大切に使ったりするようにしています。

 先日、プールバッグが必要で探す機会がありましたが、キャラクターのビニールバッグは2,000円ほどのお値段。「長く大切に使えるものでもないし、これだと高いな……」と思い、結局100円ショップの透明バッグを少しリメイクして使うことにしました。まだまだ小さいうちはこれで十分だと感じています。

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リメイクして使ったプールバッグ。これで十分!

これはこだわる! というHighアイテム

その1: 自分の時間を作ってくれるもの

仕事や子育て、家事などで、あっという間に時間が過ぎる日々を送っていたら、心が消耗してしまい、節約のモチベーションが奪われて浪費に走ってしまったという経験が。それ以降、自分時間の確保を大切にするようになりました。 

例えば床掃除は、ルンバとブラーバ(水拭きロボット)の2台にお任せ。洗濯物は全自動洗濯乾燥機で乾燥までかけるので、洗濯物を干して取り込むという家事からも解放されました。食器洗い乾燥機も同様です。

家事は誰かがやらなければ家が回らないわけですが、その役割は必ずしも自分じゃなくていいですよね。

夫や子どもにできる部分は託したいところですが、今は難しい。なので、家電製品に頼ることで時間をつくり、子どもと遊んでパワーチャージしたり、ゆっくりとコーヒーを飲んで休憩したり、できた時間を有効活用しています。毎日に余白とゆとりをもたせて無理をしすぎないことが、節約生活を長く続けていく秘訣だと思います。

その2: 学費

先ほど子どもが小さいうちは子ども服にお金をかけないと紹介しましたが、将来の学費についてはしっかり貯金し、未来を支援してあげたいと考えています。

子どもが成長して自分の夢が見えてきたときに、お金の面で道を閉ざしてしまうことのないよう、しっかりお金を貯め、したいことやりたいことを思いっきりしてほしいというのが夫婦の願い。 

私自身、高校生の進路に悩んでいる時、「〇〇学部には行かせられない」と親に言われた記憶があります。特に希望はしていませんでしたが、願っても叶えられない夢があるのだと、とてもショックを受けました。

小さいうちはしっかりと節約をしてお金を蓄え、好きなことを見つけた時に喜んで応援できる体制を整えたいです。

その3: 旅行費

我が家は食費や日用品など、モノにあまりお金をかけないタイプですが、その反対に経験や体験にはお金をかけたいと思って、年に1度海外旅行に行っています。

 理由は、モノは消耗品で通り過ぎていきますが、実際に見て聞いて、その場で感じたことは一生心に残り、視野を広げてくれると感じているから。  

目的は「経験」なので内容はシンプルでお土産の量も少ないですが、家族も毎年とても楽しみにしていて、年1回の海外旅行をモチベーションに節約を頑張れているというのも事実です。

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家庭によって「お金をかける、かけない」の基準は様々だと思いますが、判断に迷った時や節約に行き詰った時など、何かのお役に立てれば嬉しいです。

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