【新型コロナ】こんな時こそ買って、食べて応援しよう!在庫十分な商品リスト

新型コロナウイルスの影響でデマによる買い占めが起きる一方で、学校の休校や卒業式の中止などにより大量の食料品が消費されずにいます。農林水産省によると学校給食で使われなかった食料がフードバンクへの寄附されるなどの動きもありますが、私たちが購入して消費することで生産者の皆さんを応援できるものもあるようです。

目次

農林水産省のホームページによると、食料品をはじめとする様々なものに関して、消費を呼びかけるお知らせが出ています。今回はその中から私たちの生活に身近な項目をピックアップしてご紹介します。

そもそも食料品は不足していない

SNSなどの情報拡散により、米やカップ麺が大量に買い占められ一時的にお店から姿を消すという光景が見られましたが、農林水産省によると、米、カップ麺、冷凍食品などは現在通常通りの生産・供給体制にあるとのことです。在庫も十分にあるため、焦って食料品を買い込む必要はないようです。

また、全米販(全国米殼販売事業共済共同組合)からも原料米の供給や精米商品の流通も全く問題ないとのお知らせが出ています。

むしろ、積極的に消費して欲しいものとは?

牛乳

学校給食の休止などによて牛乳や乳製品の需要が急激に落ち込むことが懸念されています。牛乳を飲むだけでなく、料理への活用するなど、乳製品をたくさん買って生産者の方々を応援しましょう。

野菜

今年は近年稀に見る暖冬でした。そのせいもあってキャベツをはじめとする野菜が豊作となっています。まだまだお鍋が美味しい季節。おうちで食事をする機会も増えていると思いますので、価格も手ごろな野菜を積極的に取り入れて健康的な食生活を送りましょう。

国産牛肉

卒園・卒業や送別会シーズンですが、イベントそのものの自粛が増えてきています。国産牛や和牛はハレの日にぴったり。こんな時だからこそ、おうちの料理に取り入れてちょっぴり贅沢に門出のお祝いをしてみてはいかがですか?

消費の落ち込みは食べ物だけではありません。3月は春のお花が豊富に出回るとき。卒業式や入学式、異動など人の動きも多くなり、花束を渡すことが多い季節です。しかし、リモートワークや卒業式中止などにより、花の大幅な需要落ち込みも危惧されています。おうちで過ごす時間が長い今だからこそ、おうちに花を飾ってみませんか?きっと気分も癒されるはず。

デマに流されないで!

食品を介しての感染はない

現在のところ、食品そのものを介してのウイルス感染は確認されていません。認められているのは、あくまで飛沫感染、接触感染による感染のみです。

製造、流通、調理、販売の各段階で携わる人の体調管理とこまめな手洗い消毒・咳エチケットなど、一般的な衛生管理ができていれば私たちがそれらについて心配する必要はありません。

農薬散布用マスクは買わないで

マスク不足から農薬散布用のマスクを購入される方がいるそうですが、農薬散布用マスクが不足するとそもそも生産者による農薬散布ができず、作業どころか最悪流通にまで支障をきたす可能性もあります。日常を過ごすにあたって農薬散布用マスクまで購入するのは避けるようにしましょう。

「中国からの輸入が多い割り箸や業務用食料品がなくなる」は誤り

「中国から輸入している割り箸や業務用の食料品などが不足するのではないか」といった一部の報道がなされているようですが、国内の流通業者によると現在は十分な在庫があり、品薄な状態ではないとのことです。一時的に中国からの業務用野菜の輸入量が減りましたが、現在は回復し、通常通りの供給が保たれているそうです。また、仮に中国から輸入する割り箸がストップしたとしても、国内木材がありますし、プラスチックの箸で代替可能です。

新型コロナウイルスの感染拡大は不安ですが、経済が止まることによる生産者へのしわ寄せも深刻です。おうちでの自炊の機会が増えるこんな時こそ、生産者の方々への応援の気持ちも込めて買い物をしてみませんか?

情報出典:新型コロナウイルス感染症について(農林水産省)

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