目次
かなり汚れている【電子レンジ】をきれいにリセット!重曹水さえあれば洗剤いらずでチン→拭くでOK!!
毎日の料理で活躍する電子レンジ。きれいをキープするための掃除はどうしていますか。人気インスタグラマーのめじさんが実践する掃除術は、月1回「重曹水」を使って行うとっても簡単な方法だそう。洗剤代わりに必要なのは重曹と水、そしてアルコールスプレーのみ。ぜひマネしてみてください。
Instagramで簡単なお掃除方法や暮らしの情報などを公開しているめじです。汚れをためないことと予防することで、毎日の掃除をより簡単にする「こそうじ」を実践中。心がけているのは、「急な来客にも焦らない、いつでも友達を呼べる家」。その状態をキープすることが目標です。今日は私が普段行っている電子レンジの簡単掃除術を紹介したいと思います。
電子レンジ掃除に「重曹」を使うワケ
まず念頭に置くべきことは、「汚れを落とすためには、その汚れを中和させて溶かすこと」という概念です。
電子レンジの汚れは主に油汚れです。油汚れは酸性。そこで活躍するのが重曹です。重曹は酸性と真逆の性質を持つアルカリ性。さらに消臭効果があるので、料理の匂いがこもりやすい電子レンジの掃除にはぴったりなのです。
▼重曹の特徴を詳しく知りたい方はこちら
重曹水を使った電子レンジ掃除ハウツー
工程1: 重曹水を温める
水200mlに対し、重曹大さじ1を耐熱容器に入れ、電子レンジ(500〜600w)で5分温めます。油汚れは温かいほうが取れやすくなるためと、重曹水の一部を温めることで蒸気に変えるためです。
工程2: そのまま30分蒸らす
重曹水の蒸気を庫内に閉じ込め、隅々まで行き渡らせるため、扉を閉めてそのまま30分らします。温められて柔らかくなった汚れを浮かせ、蒸気で更に取れやすくします。
工程3: 拭く
ペーパータオルなどを使い、蒸気の水滴を拭き取るように庫内を拭きます。そうすることで汚れも一緒に拭き取ることができます。
頑固な汚れには、重曹水に浸して絞ったキッチンペーパーを使って拭いても。それでも取れない汚れには、重曹水に浸して軽く絞ったキッチンペーパーを汚れの上にかぶせてパックするという方法もおすすめです。
※温めた重曹水は熱いので、火傷にご注意ください。ペーパータオルなどを使い、蒸気の水滴を拭き取るように庫内を拭きます。そうすることで汚れも一緒に拭き取ることができます。
工程4: アルコールスプレーを塗布して仕上げ磨き
重曹は乾くと白く残ってしまいます。しっかり拭き取りましょう。それに加え、除菌とカビ予防も兼ねてアルコールスプレーで仕上げをします。
そうやって拭いた後は、15分ほど扉を開けっぱなしにして庫内をしっかり乾燥させます。カビの原因となる湿気をこもらせないためのちょっとしたコツです。
電子レンジ掃除の頻度
今回紹介した、重曹水とアルコールスプレーを使った掃除は、1カ月に1回程度でいいと思います。ですが、日頃から汚れたらすぐ拭き取るようにすることも大切です。汚れをそのままにしておくと、電子レンジを使うたびにその汚れから水分が抜け、頑固なガチガチ汚れになってしまうからです。
汚れをため込んでしまうと、「掃除に時間がかかる→でもなかなか落ちない→掃除が嫌いになる」という悪循環になってしまいます。汚れが軽いうちにサッと掃除することで、掃除に時間をかけずより簡単にきれいになったことを実感できるので、次へのモチベーションにもつながります。
電子レンジの掃除は、こうして書き出してみると手間がかかりそうだと感じる人がいるかもしれません。でも、工程は「チンして蒸らして拭くだけ」と、とってもカンタン。ぜひ一度試してみてください。
▼【こちらもおすすめ】100均商品で電子レンジの掃除が楽ちん!
▼キッチン周りのお掃除は重曹にお任せ!
▼「重曹」+「クエン酸」で家中を掃除してみました