「新しい生活様式」はもう読んだ?知っておきたいポイントを5分で解説

政府から新たに提示された「新しい生活様式」。その内容については識者の中でも賛否両論ありますが、内容の一部ばかりが注目されていて全容を理解している人はそう多くはないのではないでしょうか。今回は私たちの今後の生活のキーワードとなる「新しい生活様式」とはどんなものか、公開されている資料をもとにわかりやすく解説していきます。

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目次

「新しい生活様式」ってそもそも一体なに?

新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年ですが、年を越しても引き続き警戒を続ける必要がありそうです。特に年末は旅行や規制の自粛、GoToトラベルの一時停止など予断を許さない状況ですが、それでも買い物や人に会うというのは生活をしている以上避けられないものです。

政府からは「新しい生活様式」について幾度となく説明がされていますが、その内容について正しく理解していますか?
新しい生活様式とは、一言でいうと「新型コロナウイルス感染症拡大を防ぐための生活指針」です。

  1. 「マスクを着用する」「距離をあける」といった一人ひとりの対策
  2. 「咳エチケット」などの日常生活での対策
  3. 「テレワーク」や「時差通勤」といった仕事での対策
    の、大きく3つで示されています。

これまで、個人の外出や店舗の営業自粛などで、ある程度の新規感染者数は減少してきました。しかし今後、また感染が拡大する可能性もあります。

そのため、有効な治療法やワクチンができるまでは、引き続き感染を防ぐ必要があるということで、「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」から提言されたのが「新しい生活様式」です。

新しい生活様式に沿った行動をしなかったからといって、なにか罰則があるといったものではありません。ですが、自分自身だけでなく、大切な家族や友だち、近所の人々を新型コロナウイルスから守るために、ぜひ取り入れていきたいところですね。

いつまで「新しい生活様式」をする必要があるの?

「新しい生活様式」を提言した専門家会議は、

  1. 早期診断及び治療法の確立により重症化予防の目途が立つ
  2. 効果的なワクチンができる

のどちらかが実現するまでは続けるべきとしています。ワクチンが開発されて終息するのは2022年になる可能性があるという論文も発表されており、1年かそれ以上の長い期間となると考えておくのがよさそうです。

考え方の基本となるポイント3つ

ソーシャルディスタンス

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日本語訳として「社会的距離」と呼ぶこともあります。

  • 人との間隔は2m以上、最低でも1mあける
  • 遊びに行く場合は、なるべく屋内を避け屋外へ
  • 会話をする際は、なるべく真正面同士になることを避ける

など、人と人との間隔を広くとることで、飛沫感染のリスクを軽減できます。

マスクの着用

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外出時に、屋内にいるときや会話をするときは必ずマスクを着用する。

新型コロナウイルス感染症は感染してもごく軽症であったり、無症状の場合もあります。知らぬ間に感染して、他の人にもうつしてしまうということを防ぐためにも、外出時、屋内にいるときや会話をする際、マスクは必ず着用するようにしましょう。

しかし、蒸し暑い季節や場所でのマスク着用は熱中症のリスクも高めてしまうため、

  • 屋外で
  • 人との距離が十分に保てる(2m以上間隔をあけることができる)

場合にはマスクを外すようにし、こまめに水分補給をするようにしましょう。

手洗い

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家に帰ったらまず手や顔を洗うようにします。また、可能な限りすぐに着替え、シャワーを浴びるようにしましょう。手は30秒以上、水と石鹸で丁寧に洗います。

手が洗えない場合は手指消毒薬の使用も可となっているので、こまめな消毒をこころがけましょう。

移動をするときに気をつけることは?

感染が流行している地域への移動や、流行している地域からの移動はひかえ、帰省や旅行もひかえめに、出張はやむを得ない場合に。とされています。

全く移動してはいけない、というわけではありませんが、どこで感染が流行しているのか、移動する際には最新の情報を入手するようにしましょう。

日常生活全般で気をつけることは?

日常生活全般で気をつけることは大きく6つあります。

  1. まめな手洗いや手指消毒
  2. 咳エチケット(咳やくしゃみをする際はマスクや手で口を覆う)の徹底
  3. こまめな換気
  4. 身体的距離の確保(ソーシャルディスタンス)
  5. 「3密」の回避(「密集」「密接」「密閉」)
  6. 毎朝の体温測定と健康チェック


これらの対策に加え、発熱または風邪の症状がある場合は、ムリせずに自宅で療養しましょう。

シーン別!「新しい生活様式」の実践例

買い物

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買い物に行く前に「何を買うか」をあらかじめ決めておき、1人(難しければ最少人数)で、空いている時間をねらってすばやく済ませるようにしましょう。サンプルなどの展示品への接触はひかえめに。

レジに並ぶ際にも前後の間隔をあけ、電子決済なども活用して手早く会計を終えましょう。

ネットスーパーなどのECサービスも積極的に活用しましょう

娯楽・スポーツなど

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公園はすいている時間や場所を選びましょう。ジョギングも少人数で行い、人とすれ違うときには身体的距離を取るマナーを。筋トレやヨガなど、屋内で動画を活用してできるものについては、なるべく自宅で楽しむようにします。

スポーツ観戦やコンサートなどについては、予約制などを活用して、チケットの購入列をつくることは避けましょう。狭い部屋では長居せず、応援や歌などは十分な距離を保つか、オンラインで行うようにします。

食事

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飲食店では屋外空間をなるべく選びます。対面ではなく、横並びで座り、大皿料理は避け料理は個々のものを選び、食事中の会話は最低限にすることで飛沫感染のリスクを減らしましょう。

テイクアウトやデリバリーも活用するといいですね。

仕事・働き方

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テレワークやローテーション勤務など、オフィスに人が密集しない工夫をおこなっていきます。また、時差通勤を行うことで通勤ラッシュも避けましょう。

非対面で行える業務、例えば会議や商談などはオンラインで行い、身体的距離の確保できない名刺交換もオンライン上で。どうしても対面での打ち合わせが必要な際には、換気とマスクを忘れずに。

「新しい生活様式」を実践しながらできる熱中症予防

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熱中症は、全身の気だるさや発熱など、新型コロナウイルス感染症と症状が似ている部分があります。医療機関のパンクを防ぐためにも熱中症予防はぜひ行っていきましょう。

1.マスク着用時の水分補給

マスクをつけている間は、重い荷物を運ぶなどの強い負荷がかかる作業や運動は避けて、こまめに水分補給をしましょう。マスクを着用すると口元が保湿されるため、のどの渇きを自覚しづらい傾向があります。

ソーシャルディスタンスと換気が十分にとれる場所で、マスクを一時的に外して休憩する時間も確保しましょう。

2.エアコンの利用時の換気

多くのエアコンは空気を循環させるだけで、換気を行えていませんので、密閉状態を避けるために窓を開けるなどして換気も行います。その際、部屋の温度が高くなってしまうので、設定温度を下げるなどの対策もとりましょう。

3.涼しい場所への移動

少しでも体調の変化を感じたら涼しい場所に移動しましょう。入場制限などで屋内に入れない場合は、風通しのよい日陰で休むようにします。

4.日頃の健康管理

新しい生活様式でも触れられているのですが、毎朝の体温測定などを習慣化することで、自分の平熱を把握しておきましょう。そうすることで「平熱より少し高いかも」という判断がしやすくなります。

「ウイルスとうまく付き合っていく」くらいの心持ちで

新型コロナウイルス感染症の終息まではかなりの長丁場となりそうです。気を張りすぎても疲れてしまうので、「新しい生活様式」を実践しながら、「うまくウイルスと付き合っていく」ぐらいの心持ちでいるのがいいかもしれませんね。

参考資料:新しい生活様式(厚生労働省)

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