甘酒は炊飯器で作れる!夏こそ飲みたい健康ドリンクを作ってみよう

「飲む点滴」と言われるほど、身体にいいとされる甘酒。米麹から作る甘酒には、疲労回復の効果があるビタミンB群をはじめ、整腸作用が期待できる食物繊維やオリゴ糖なども含まれています。夏バテで食欲がわかない今の季節にこそ、ぴったりのドリンクなんですよ。今回は炊飯器を使った米麹の甘酒の作り方に加え、夏にぴったりのアレンジレシピをご紹介します。

目次

炊飯器で作る甘酒レシピ

甘酒を作る時に一番大事なポイントは温度管理です。甘酒の麹は60℃以上で発酵がストップしてしまい、酸味が出たり甘さが出なかったりする可能性があります。少し面倒に感じるかもしれませんが、温度管理さえしっかりすれば甘くておいしい甘酒が作れますので、ぜひトライしてみてくださいね。

材料(作りやすい分量)

米麹(生)…300g
炊きたてのご飯…1合

作り方

1.ご飯を60℃以下に冷ます。米麹は手でほぐしておく。

温度計を使って正確に計ります

米麹は写真のように塊の状態で袋に入っているので、しっかりほぐしておきます

2.炊飯器に米麹を入れよく混ぜる。

3. 60℃のお湯(分量外)を、材料がひたひたに浸かるまで入れる(約900ml)

4. 炊飯器を保温状態にし、蓋を開けたままで濡れふきんをかぶせ、50~60℃で10時間程度おく。
※最初の2時間は1時間ごと混ぜ、その後は2時間ごとにかき混ぜます。この時に温度を管理するのが成功のコツです。温度計で時々チェックしましょう。60℃以上になる場合はかき混ぜてみて、それでも温度が下がらないときは一度保温を切ります。

蓋を開けておく事で温度が上がりすぎるのを防ぎます。ふきんは乾燥したら再度濡らしましょう

完成に近づくと、徐々にとろっとしてきます

このくらいなめらかな状態になったら完成です。米粒の食感が苦手な方はミキサーにかけると飲みやすくなります

甘酒の保存方法

甘酒は発酵させすぎると酸っぱくなるので、すぐに飲まない分は冷凍保存するのがおすすめです。冷凍用保存袋に入れて、薄く伸ばした状態で保存しましょう。凍らせておくと、使用したい分だけ割って使えるので便利ですよ。保存期間の目安は1ヵ月です。

簡単アレンジレシピ

甘酒はそのまま飲んでもおいしいですが、ちょっと手を加えるだけで幅広い楽しみ方ができます。今回は筆者おすすめのアレンジレシピを2つ紹介します。

甘酒とバナナの爽やかスムージー

甘酒にバナナと牛乳、ちょっとのレモン汁を加えることで、さっぱりと飲みやすいスムージーが作れます。夏にぴったりの飲み物なので、暑い日にぜひ作ってみてください。

材料(2杯分)

甘酒…100ml
バナナ…1本
牛乳…100ml
レモン汁…小さじ1~2
氷…約4個

作り方

1. すべての材料をミキサーにかければ完成。
※レモン汁はお好みで量を調整してください

栄養満点!甘酒とヨーグルトのゼリー

甘酒にヨーグルトを合わせて作るゼリーは、砂糖を使わず甘酒の甘みだけでおいしく仕上がるのでヘルシーです。お好みでジャムをトッピングすると、見た目にもかわいらしい印象に。

材料(4個分)

甘酒…200ml ※ミキサーにかけたものを使用してもOK
プレーンヨーグルト…150g
粉ゼラチン…5g
ジャム(お好みで)…適量

作り方

1. 粉ゼラチンに水大さじ3(分量外)を加えてふやかしておく。
2. 甘酒とヨーグルトをボウルに入れる。
3. ふやかした粉ゼラチンを600wの電子レンジで30秒加熱し、2に加えて混ぜる。
4. 型に流し込み、冷蔵庫で3時間程度冷やす。お好みでジャムをのせる。

健康にもよい甘酒は炊飯器で一度にたっぷり作ることができます。今回紹介したレシピも参考にしながら、自分好みのアレンジを楽しんでみてくださいね。

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