節約の失敗・成功を達人から学ぶ--第1回「毎食自炊で大失敗!」

節約上手さんから失敗例と成功例を学び、日々の生活に役立てていこうという本企画。第1回目は人気節約ブログ「年間100万貯金節約ブログ」の著者である「なな」さんから学びます。

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※「節約」人気記事はこちら→「生活費を節約するなら、まず見直したい10個のこと

自己紹介

こんにちは。のんびりとした北海道で暮らしながら日々の節約に励むななと申します。夫と長男の3人家族で、結婚後からコツコツ貯めている貯蓄額は現在920万円。もう少しで夢の1000万円に届くところまできました。昔から節約が好きで、図書館に行っては節約の本を読み漁る毎日をおくっています。中でも支出額の大きい固定費の節約には常にアンテナを張るようにして、ブログで発信していくことをライフスタイルにしています。

私が節約を始めた理由

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16年前の結婚当初、2人家族で手取り月収17万円の生活が始まりました。17万円から月々の家賃を支払い、食費や生活費を支払い、子どもも欲しかったのでできるだけ多くの貯金をしておきたい…となると、節約は必須です。家賃の安い賃貸住宅を探すところから、私の本格的な節約生活は始まりました。

失敗した節約 「毎日の自炊」

2人で外食をしたら、ラーメンやファストフードなどでどんなに安く抑えようと努力しても、一回あたり最低1,000円程度はかかります。毎日の食事に費用をかけてしまうと家計が圧迫されてしまう…「それならば全食自炊するしかない」と当時は思いました。

お出かけの時も必ず何か作って持っていくよう心がけ、焼きそばだけをタッパーに入れて夫と二人でピクニックに行ったこともあります。「これなら2人で300円くらいで済んだかな?」と、節約できている実感はありましたが、実はこの節約は失敗に終わります。 

なぜなら、料理が苦手な私にとっては、土日も休みなく三食作り続けることは苦行そのものだったから。しかも食べ終わった後は片付けも待っています。貯金のことを考えるとそんなことに文句は言っていられない状況ではあったのですが、ただでさえ結婚したてで慣れない家事の連続で、疲れがたまって夫に怒りをぶつけることも出てきました。そのうちに「毎日絶え間なく節約をし続けることは疲れる」ということに気がついたのです。

失敗から編み出した成功術 「固定費を削減する」

料理で節約できないのなら、他の部分を削るしかない。ということで、一度手続きさえしてしまえばその後は特に何もしなくてもずっと節約できる「固定費」を、徹底的に節約することにしました。

特に節約効果があった固定費は、「住宅費」「車の費用」「保険」「携帯電話や通信費」です。

住宅は先に書いた通り、最低限自分たちの希望は満たしている賃貸住宅を何件もまわって探しました。車は、軽ワゴン車を10年乗る約束で出産前に貯金から買いました。軽自動車だと維持費が安くなるので、普通車よりも断然節約できます。また保険は、スーパーに置いてあるカタログを片っ端から集め、数か月かけて勉強して、自分に合った保障のある保険に変えました。元々1万円強ほどかかっていたところ、2人分で月額7000円に収められるようになりました。さらに、当時は固定電話でも不便がなかったので、私の分の携帯は解約。これで月の支出がおよそ1万円近く減りました。月収17万円のうちの1万円近い節約はとても大きかったです。

こうして固定費の削減に成功し、財布だけでなく、心にもゆとりが生まれました。「節約し続けなければ! 」という強迫観念というよりも、節約を楽しみながらできるようになったのです。16年経った今、ようやく「食費、食材をうまく使いまわした節約」にも取り組むことができるようになってきました。まだまだ修行中です(笑)

私の節約モットー

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「節約をはじめよう」と思った時は、まず「固定費」を節約する。

固定費の節約は、一つの項目に数か月かけて検討しても良いくらい。時間と知識は少し必要ですが、その代わり一度対応すると、あとは何もしなくても毎月「万円単位」で節約できます。

日々の食費の節約はすぐに取りかかれるメリットはありますが、「継続しなければ元通り」になってしまうところが大変な点。疲れて節約嫌いになってしまっては意味がありません。ただし、それでも節約の面白さを日々の生活で味わえるのは、食費などの実感しやすい節約だと感じています。お店で「キャベツ98円! ほうれん草も98円じゃん! 」など、安い食材を見つけた時は喜びもひとしおですよね。固定費を節約しつつ、毎日楽しみながら少しづつ食費の節約も心がける…これがわたしの成功法でした。

私の節約モットーは、「節約は楽しく、今できることを少しずつ」です!