豆腐の水切り、茹で・チン・重し…簡単でしっかり切れるのはどれか徹底検証

マーボー豆腐や豆腐チャンプルーなど、豆腐料理に欠かせない「豆腐の水切り」
皆さんはどんな方法で水切りしていますか?
実はいろいろな方法がある豆腐の水切り、どれが一番良いのか検証してみました~!

目次

※料理の種類ごとに6種の豆腐水切り法を解説! →「豆腐の水切り、料理別に6種の方法を紹介--水切りのメリットや時短術も解説

料理をする際の”ほんのひと手間”は、かけるとかけないとでは出来上がりの味に大きく差がでるもの。そんなひと手間の1つとして「豆腐の水切り」がありますよね。

麻婆豆腐やチャンプルーなどの炒め物をはじめ、白和えなどを作る際も、この「豆腐の水切り」が味を大きく左右するといってもいいほど!

ただ、この水切り、ちょっと面倒に感じたことはありませんか?

そこで今回は、買い物に関する疑問はもちろん、料理や毎日の暮らしについて気軽に発言できる掲示板コーナー「トクバイ みんなのカフェ」に寄せられたコメントから、豆腐の水切りについて徹底検証します!

色んな方法がある豆腐の水切り…どの方法が一番いいの?


参考にした話題はこちら▶「お豆腐をしっかりと、簡単に水切りする方法を教えてください!!」

この話題に対して書き込みされたアドバイスは、レンジで加熱する方法や、お湯で茹でる方法に、オーソドックスな重しを乗せる方法まで様々。そこで、どの方法が一番効率的で水切りができるのか、実際に試してみました!

いざ、検証スタート!


今回検証する豆腐は、水分量の多い絹ごし豆腐を使用。検証前と検証後で重さを計測し、重量を比較します。

パックから取り出した豆腐を計ったところ、212gでした。この重さを基準とし、比較していきます。

検証1:沸騰したお湯で茹でる


まずはこちら、ミミックさんから寄せられたコメントからスタート!

『お鍋で煮て(2〜3分)ザルに開けて放置しておくとしっかり水切り出来て、固い豆腐になりますよ。放置の時に、重しを何かでしておくと時短になります byミミック』


早速、鍋で2〜3分茹で、ザルにあげて重し代わりのお皿を乗せ、10分ほど置いてみたところ・・・お!水分がかなり抜けています。

重さを計ってみると、174g!マイナス38gという結果になりました。

検証2:レンジで加熱する


続いては、おーさかやさんから寄せられたコメントから。

『キッチンペーパーにくるんでレンジでチン。しっかり水切りできますよ byおーさかや』


キッチンペーパーにくるみ、500Wのレンジで2分加熱してみました。

2分加熱した豆腐は、やわやわのぷるんぷるん。崩れないよう、そっと計ってみると189g。マイナス23gという結果に。まだまだ水切りできるかも…と思い、キッチンペーパーに再び包み、さらに500Wで1分加熱してみました。

レンジから取り出し計ろうとしたところ、あ!崩れてしまいました・・・。加熱後の扱いには注意が必要です。結果は178g、マイナス34g。

検証3:重しをのせる


一番オーソドックスな方法といえばこちらですよね。

ホライゾンさんや莉彩パパさんは、キッチンペーパーで包んで、お皿などの重しをのせる方法をご紹介。

『キッチンペーパーに包んで中くらいのお皿を上に乗っけるとよくきれますよ byホライゾン』『豆腐はペーパータオルで巻き、少し重めの皿などで重石をかけて、20~30分水分を抜く。by莉彩パパ』


そこで、キッチンペーパーで包み、重しをのせて30分ほど放置してみました。

30分後、計ってみたところ・・・

お!170g!マイナス42gで暫定1位です。

キッチンペーパーなどは使うものの、重しは使わない方法もありました。それがこちら、山本ゆうきさんの、あらかじめ切り分けた豆腐を、布巾やキッチンペーパーでサンドする方法。

『1丁ごと水切りするのではなく、あらかじめ使う大きさに切り分けるとよいと思います。(例)揚げ出し豆腐の場合、豆腐を適当な大きさに切り分けバットなどにさらし又は布巾を敷きその上にキッチンペーパーを2枚ほど重ねます。その上に豆腐を置き同じようにさらし又は布巾、キッチンペーパーでサンドします。あとは約30分から40分放置します。by山本ゆうき』


この方法だと、豆腐が型崩れせず、また、硬くなることなく水切りができるんだそう。

検証4:パッケージの端に切り込みを入れて立てかける


続いて検証4つ目は、ちょっとユニークな方法です。

パッケージの上に貼ってあるセロハンの両端に2~3cmの切り込みを包丁で入れ、シンクの端に立てておくと、良い具合に水が切れますよ(о´∀`о)30分位でOKです!!手間もかからないので、楽チン♪私はいつもこの方法を使っています。by肌美食コーチ鈴木麻里』


この方法なら、キッチンペーパーがなくても水切りができるため、とってもエコ!

早速試してみましょう。豆腐の容器の端に切り込みを入れ、水分を抜き、シンクの端に立てかけます。(本当にこれで水分が抜けるの?と半信半疑…)

30分後。容器から取り出し、軽くキッチンペーパーで水分を取ります。

計ってみたところ・・・お!?意外にも水切りできてる!

結果は189gと、他の水切り結果には及ばないものの、マイナス23gでした。

検証5:塩をかける


最後の検証は、”塩”を使った水切り方法!確かに塩をかけることによって食材の水分が外に出るため、どのくらい水切りできるのかこれは楽しみ!

『私の場合ですが…お豆腐の表裏に小さじ1/3ずつお塩をかけて馴染ませます。できれば一晩なのですが…時間ない時は30分位でも水切りできます。使う用途にもよりますが、お塩の効果でお豆腐がしまる感じです。どちらもほんのり塩味程度で、驚く程の塩気ではありません。完璧な水切りを目指すならさらに重石して置けば、完璧です bynon・noノンチ』


塩をまぶした豆腐をキッチンペーパーで包み、30分ほど放置します。

気になる結果は・・・181g!マイナス31gという結果に。これはおもしろい〜!おすすめは、「一晩置く」がいいらしいので、時間がある時に試してみたいですね。

結果発表!


  • 1位 重しをのせる マイナス42g
  • 2位 沸騰したお湯で茹でる マイナス38g
  • 3位 塩をかける マイナス31g
  • 4位 レンジで加熱する マイナス23g(レンジで2分の場合)
  • 5位 パッケージの端に切り込みを入れて立てかける マイナス23g

一番オーソドックスな「重しをのせる」方法が、”水切り”という点では1位という結果になりました。しかし、時短&手軽さの点からだと、やはりレンジが1番といえます。

豆腐の水切りって、実はいろんな方法があったんですね〜!驚き!

豆腐の水切りに「ひと手間」かけて、おいしく調理しよう♪


アレンジ自在の豆腐は活用の幅を広げたい食材の1つ。ご紹介した豆腐の水切りを参考に、みなさんのお料理スタイルにあった方法を、ぜひお試しくださいね。

調理方法・準備
ランキング

全体ランキング