味噌汁の具のおすすめは?定番&変わり種のおいしい組み合わせアイデア

日本の朝ごはんに欠かせないお味噌汁。作るのが習慣となっている人も多いと思いますが、毎日同じ具材だと飽きてしまいますよね。そこで今回は、お味噌汁におすすめの具材の組み合わせをご紹介。定番具材はもちろん、意外な食材もお味噌汁でおいしく楽しむことができますので、ぜひ作ってみてくださいね。

目次

【定番1】茄子×小松菜×油揚げ

茄子や小松菜はお味噌汁の定番食材ですよね。油揚げを入れる方も多いかと思います。油揚げはそのまま使うと油っぽくなり味もしみにくいため、サッと煮るか熱湯をかけて油抜きするのがおすすめ。面倒ならばお湯で洗い流すだけでも油が適度に落ちます。まとめて油抜きし、小分けにして冷凍しておけば、味噌汁にポンと入れるだけで使えて便利ですよ。

材料(2人分)

茄子…1本
小松菜…1束
油揚げ…1枚
和風だしの素(顆粒)…小さじ1
味噌…大さじ2

作り方

1.茄子は3mm幅程度の半月切りにし、小松菜は3cm程度のざく切りにする。油揚げは油抜きしてから5mm幅程度の短冊切りにする

2.鍋に水300ml(分量外)と1、和風だしを加えて強火にかける

3.沸騰したら弱火にして5分煮込み、味噌をとき入れる

【定番2】にんじん×しめじ×卵

卵って味噌汁の定番?と思われる方もいるかもしれませんが、わが家では頻繁に卵が入っておりまして……。大人になるまで卵はお味噌汁の定番と思っていました。なのでここでは定番食材として紹介させていただきます。卵が入るだけで一気にボリュームがアップするので、育ち盛りのお子さんにもおすすめですよ。

材料(2人分)

にんじん…1/2本
しめじ…1/2株
卵…2個
和風だしの素(顆粒)…小さじ1
味噌…大さじ2

作り方

1.にんじんは皮をむき、2mm程度の厚さに切る。しめじは石づきを切り落として手でほぐす

2.鍋に水300ml(分量外)と1、和風だしを入れて強火にかける

3.沸騰したら弱火にし、5分煮たら味噌をとき入れる。卵を割り入れ、好みの硬さになったら火を止める

筆者は半熟が好みなので、白身が白くなるまで煮ています

【定番3】しいたけ×小ねぎ×豆腐

たっぷりのしいたけを味わうなら、ほかの具材はちょっと控えめに。小ねぎと崩し豆腐を合わせるのはいかがでしょうか?豆腐は包丁で切っていれる方が多いと思いますが、崩してある分やわらかく、ほどける様な口当たりがなんとも優しい。小ねぎを散らすことで彩りもよくなりますよ。

材料(2人分)

生しいたけ…8~10個
絹ごし豆腐…150g
小ねぎ…4本
和風だしの素(顆粒)…小さじ1
味噌…大さじ2

作り方

1.しいたけは軸をとり、5mm程度の厚さに切る。軸は縦に薄切りにする

2.鍋に水300ml(分量外)としいたけ、和風だしを入れて強火にかける

3.沸騰したら弱火にして5分煮る。刻んだ小ねぎと崩した絹ごし豆腐を加え、味噌をとき入れたら軽くひと煮立ちさせる

崩し豆腐は、容器に入ったままの状態で箸で適当に混ぜてから加えると簡単です

【変わり種1】パプリカ×じゃがいも×粉チーズ

彩りの綺麗なパプリカの赤と黄色に、じゃがいもを加えた洋風なお味噌汁です。美味しく仕上げるポイントは煮る前に軽く焼くこと。グリル野菜にすることで香ばしさがプラスされます。隠し味に使うバターは、粉チーズとの相性もばっちりです。

材料(2人分)

パプリカ(赤)…1/2個
パプリカ(黄)…1/2個
じゃがいも…1/2個
バター…10g
洋風スープの素(顆粒)…小さじ1
味噌…大さじ2
粉チーズ…適量

作り方

1.パプリカは乱切りにする。じゃがいもは2mm程度の半月切りにする

2.鍋に1とバターを入れて中火にかけ、パプリカに焼き色がつくまで炒める

3.2に水300ml(分量外)と洋風スープの素を加えて強火で煮る。沸騰したら弱火にし、じゃがいもがやわらかくなるまで5分ほど煮てから味噌をとき入れる。お椀によそい、仕上げに粉チーズをふりかける

【変わり種2】さつまいも×とうもろこし×ソーセージ

子どもが好きな具材を3つ集めたお味噌汁は、ボリュームもあっておかずのような存在感。実はこちら、隠し味にカレー粉を少々。風味がアップし後味を引き締めてくれるので、大人も満足できる一杯です。

材料(2人分)

さつまいも(細めの物)…1/2本
とうもろこし…1本
ソーセージ…4本
カレー粉…小さじ1/2
和風だしの素(顆粒)…小さじ1
味噌…大さじ2

作り方

1.さつまいもは3mm程度の厚さに切る。とうもろこしは包丁で実をそぎ取る

2.鍋に水300ml(分量外)と1、和風だしを入れて強火にかける

3.沸騰したら弱火にし、さつまいもが柔らかくなるまで5分ほど煮る。カレー粉とソーセージを加え、味噌をとき入れてひと煮立ちさせる

【変わり種3】キャベツ×うずらの卵×あげ玉

見た目のインパクトがあるこのお味噌汁。うずらの卵とあげ玉は意外な組み合わせに思うかもしれませんが、これがびっくり味噌汁とよく合うんです。中華だしを使うことで風味良く仕上げています。食べ進めるうちにうずらの卵がひょっこり出てくるとちょっと嬉しくなりますよ♪

材料(2人分)

キャベツ…1/6個
うずらの卵…6個
あげ玉…大さじ2
鶏がらスープの素…小さじ1
味噌…大さじ2

作り方

1.キャベツは芯の部分を取り除き、3~4等分の串切りにする

2.鍋に水300ml(分量外)とキャベツ、鶏がらスープの素を加えて強火にかける

3.沸騰したら弱火にして5分ほど煮込み、キャベツがしんなりしたら味噌をとき入れる。お椀によそい、あげ玉をふりかける

【変わり種4】玉ねぎ×トマトジュース×牛乳

「え?これがお味噌汁?」って思いましたか?見た目は完全に洋風スープですが、味はちゃんとお味噌汁なんです。味噌のうまみとコクがしっかりと感じられ、トマトの酸味も爽やか。こちらはぜひ、冷製スープとして召し上がれ。

材料(2人分)

玉ねぎ…小2個(大きめの場合は1つを半分に切って使用)
トマトジュース…200ml
牛乳…100ml
洋風スープの素…小さじ2
味噌…大さじ2
パセリ(あれば)…適量

作り方

1.玉ねぎは皮をむき、耐熱タッパーに入れて500Wの電子レンジで5分加熱する。加熱後は取り出し、冷ましておく

タッパーの蓋はレンジ対応なら斜めにして上に置き、加熱してください。ラップをふんわりかけてもOKです

2.器を2つ用意し、それぞれに味噌大さじ1と洋風スープの素小さじ1、水大さじ1(分量外)を入れて混ぜる。トマトジュース100mlを加えてまぜ、玉ねぎを真ん中においてから牛乳50mlを加える

3.仕上げにパセリをふる

自由な発想でお味噌汁を楽しみながら、身体が喜ぶ一杯を作ろう

定番から変わり種まで、全7種のお味噌汁をご紹介しました。お味噌汁に決まったレシピは無いので、自由な発想で楽しみながら作ってもらえればなと思います。ご紹介したレシピも、毎日のお味噌汁作りに役立てていただければ幸いです。

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