甜面醤(テンメンジャン)・コチュジャンが家にない!だけど料理に必要なんてときの代用術発見

中華料理の甘味噌「甜面醤(テンメンジャン)」、韓国料理の唐辛子味噌「コチュジャン」。あまり登場頻度がないものの、ここぞというときにレシピに記載されていますよね。実は家にあるあの調味料で代用できます。

目次

甜面醤(テンメンジャン)やコチュジャンて、そう頻繁に使うわけではないから常備していないけれど、使うと料理のの仕上がり差がつくんですよね。でも買っても賞味期限内に使い切れずに結局残ってしまったりするともったいないし。そこで、テンメンジャンとコチュジャンを家にある調味料で代用してみましょう。

そもそも甜面醤(テンメンジャン)、コチュジャンってどんな調味料?

甜麺醤(テンメンジャン)とは、甘くてコクのある風味が特徴の中華料理でよく使われる、甘辛い、色は黒か赤褐色の味噌のこと。原料は小麦、塩、麹というのが特徴で、従来味噌づくりに使われる大豆は使用していません(最近の甜麺醤は大豆を使っているものもあります)。

中華料理の回鍋肉(ホイコーロー)や麻婆豆腐などの炒め物で火を通すと強い香りが出るため使われることが多いのですが、北京ダックなどにはそのまま添えて食されることもあります。

コチュジャンとは名前がなんとなく似ているので同じ仲間のようですが、実はコチュジャンは韓国の調味料。もち米麹や唐辛子の粉などが主材料となっている発酵食品です。

ビビンパを食べる際の必須アイテムだけでなく、鍋ものや煮物、炒めもの、あえものなど多種多様に使われるのがコチュジャン。生野菜につけたり、そのままご飯に混ぜ込んで食べるのもおすすめです。

そんな甜麺醤とコチュジャン。家にない!というときは一体どうしたらいいのでしょう?

甜麺醤が家にないときは?

テンメンジャンは甘みとコクが特徴。今回代用品を作って比べるために購入したテンメンジャンの原材料表示を見ると、中華豆味噌、砂糖、ゴマペーストとあるので、おうちにある調味料でそれっぽいものを集めて作ってみました。

材料(作りやすい分量)と作り方

  • 味噌…大さじ2
  • 砂糖…大さじ1
  • ごま油…小さじ2

1.ボウルに材料をあわせます。

2.よーく混ぜ合わせて、完成!

本物のテンメンジャンがこちら。見た目はかなり色が違いますね。肝心な味はというと甘みとごまの香りは結構近い感じにできました。

東海地方で使われている赤味噌を使うと、より色も近いかもしれませんね。

今回作ったテンメンジャンの代用品はキャベツと厚揚げを炒めて味付けに使ってみました。ご飯がすすむおかずになりました。

ぜひ回鍋肉などを作るときに試してみてください。

コチュジャンがないときは?

コチュジャン韓国では自家製で作る家庭も多いのだそう。でも今回はとっても簡単な方法にトライ!

材料(作りやすい分量)と作り方

  • 甜麺醤…大さじ2
  • 豆板醤…小さじ1


1.ボウルに材料をあわせてよく混ぜましょう。

2.よーく混ぜ合わさったら完成〜。

こちらは、市販のコチュジャン。比べてみても、粘度も甘みもかなり近い感じにできました。ただ、辛味は市販のものより控えめだったので、粉唐辛子など加えて好みの辛さに調節しても良さそうです。

今回作ったコチュジャンの代用品はキャベツにつけて食べてみましたが、おつまみに最高でした。

そして、甜麺醤と豆板醤があればレパートリーが広がることを発見!!!

いかがでしたか?ぜひ試してみてくださいね。

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