チャーハンをパラパラに仕上げる簡単なコツ!【これで脱しっとり】

おうちで作るチャーハン。べちゃべちゃになってしまって悲しい……、なんて経験はありませんか? 少しのコツをおさえれば、おうちでもパラパラのチャーハンが作れますよ。

目次

※こちらの記事も読まれています→「パラパラチャーハンを失敗せずに作る3つのコツ--アレンジレシピ3選も紹介

中華料理の定番といえば炒飯(チャーハン)。冷蔵庫にある具材で作れるので、家庭料理の定番でもありますよね。

具材がシンプルなだけに、ご飯のパラパラ加減が腕の見せ所になるメニューです。

ご飯にたまごやマヨネーズを絡めて作る方法もありますが、今回は基本の作り方でパラパラチャーハンが作れるコツをご紹介します。

パラパラなチャーハンに仕上げる簡単なコツ4選!

チャーハンをパラパラに仕上げるのはコツさえつかめば難しくはありません!

絶対抑えたいパラパラチャーハンのコツは次の通りです。

・たまごは先に焼いて取り出す
・熱々のご飯は使わない
・フライパンは振らない
・具材の大きさは細かく揃えて

たったこれだけのコツを抑えれば、「チャーハンがどうしてもしっとり目に……(泣)」という状態を卒業できます!

当記事の後半で、このコツを抑えながら実際にパラパラなチャーハンを作っていきます!
ますはチャーハンに入れるべき具材をチェックしましょう!

チャーハンの具材には何を入れる?【パラパラに仕上げたい♪】

チャーハンをパラパラに仕上げるには、具材のチョイスも大切です。中華料理屋などの定番チャーハンの具材を真似るとよいでしょう。

「これだけは入れるべき」基本のチャーハン具材を解説します。

たまご

これがなければ始まらない。チャーハンの要、たまごです。

ねぎ

こちらもチャーハンの要。ねぎの香りがアクセントになります。

焼き豚

高級な中華料理店だと自家製のものを使用していることも。冷蔵庫に常備しているおうちはあまりないと思うので、家でチャーハンを作る場合はハムやベーコン、ウィンナーで代用しても。

グリーンピース

きれいなグリーンが彩りをプラスしてくれます。お好みで入れましょう。

むきエビ

シーフードの旨味がプラスされて、より本格的な味わいになります。家庭ではかに風味かまぼこを入れる場合もありますね。お好みで入れましょう。

意外と知らないチャーハンの疑問【パラパラを目指そう】

チャーハンを作るとき、なんとなく「良さそう」と思いやっていること。実は不正解である場合も?

ここでは、ついやりがちなチャーハン作りのアレコレを説明します。

たまごはご飯と混ぜておく?

チャーハンを作るとき、生の溶きたまごをご飯と絡めてから入れるという方法があります。これはご飯をたまごでコーティングすることで、ご飯をくっつきにくくするためです。

しかし、こうするとたまごの水分をご飯が吸ってしまったり、たまごが具材としての存在感を失ったりしてしまいます。

そのため、結論「パラパラにしたいときは卵とご飯は混ぜない」が正解。

生のたまごはご飯と絡めず、一度先に焼いて後から混ぜ合わせるのがおすすめです。

チャーハンを作るときフライパンを振る?

お店のチャーハンは、作るときに大きな中華鍋を振っているイメージがありますよね。

しかし、それをイメージしておうちで作ると、ご飯がこぼれてしまったり、うまく振れなくて失敗してしまうことも。

実はお店の火力は家庭の何倍も強くて焦げやすいため、フライパンを振る必要があるのです。

家庭で作るときは火力がお店よりも弱くなるので、振らなくても大丈夫!

おうちで作る!パラパラ食感チャーハンのレシピとコツ

チャーハンをパラパラに仕上げるコツや具材を理解したところで、実際に作ってみましょう!

材料(2人分)

・たまご:2個
 ・ロースハム:2枚
 ・長ねぎ:1/3本
 ・ご飯:茶わん2杯分(冷やご飯または粗熱の取れたご飯)
 ・しょうゆ、酒:各小さじ1
 ・塩・こしょう:少々
 ・サラダ油:大さじ3

ロースハムはベーコンやウィンナー、焼き豚などお好きなもので代用してもOK。おうちで作るチャーハンは気を負わずに冷蔵庫にある食材で作ってくださいね。

酒を加えると香りと旨みがプラスされますが、お子さんのいる家庭ではなくても大丈夫です。また、パラパラに仕上げるためには、冷やご飯を使うのがおすすめです。

それでは早速作っていきましょう。

作り方

1. ロースハムは5mm角に切る。具材は小さい方が炒めやすく火の通りも早い。

2. 長ねぎは繊維に沿って縦に切れ目を入れ、さらに横に包丁を入れてみじん切りにする。

3. たまごをボウルに割り入れ、溶きほぐす。

4. フライパンを熱してサラダ油を入れる。少し多いかなと思うくらいがちょうどいい分量。

5. 十分に温まったら溶きたまごを入れ、少し固まったところで木べらで大きく混ぜ合わせる。半熟の状態で一度皿に取り出す。

※普通はこのままご飯を加えて炒めるものの、素早く行わないとたまごが固くなってしまうため、初心者は一度取り出すのがおすすめ。
※フライパンの温度は、溶きたまごをつけた菜箸の先を油の中に入れ、ジュワーっと音がしたらOKのサイン。

6. 同じフライパンにロースハム、ご飯を入れて弱めの中火で炒める。ご飯のかたまりを崩しながらパラパラになるまで水分を飛ばす。焦げそうになったら焦らず火を弱める。

7. ねぎを加えてたまごを戻し入れ、たまごを崩すように炒める。ねぎは軽く炒める程度でいいのでこのタイミングで加える。

8. 強火にして酒、しょうゆを鍋肌から回し入れて全体を炒め合わせる。アルコール分はしっかり飛ばすこと。

9. 塩、こしょうで味を調えて完成。

盛りつけはひと手間かけて美しく

パラパラチャーハンが完成したら、盛り付けにも一工夫を。まるいドームのような形に盛りましょう。ご飯茶わんに詰めるだけなので簡単で、食べやすくもなります。

盛り付け方

ご飯茶わんにチャーハンを詰める。押しつぶさずにふんわりと入れること。

お皿にのせて、茶わんを取り上げて完成。仕上げに好みで青ねぎや紅生姜をのせるのもおすすめ。

チャーハン作りのコツまとめ【これでおいしくパラパラ仕上がりに♪】

意外と簡単だなと思った方が多いのではないでしょうか?

では、チャーハンをパラパラに仕上げるコツをおさらいしましょう。

コツ[1] たまごは先に焼いて取り出す

たまごは生の状態でご飯と絡めるのではなく、先に炒めておきましょう。ただしたまごを炒めたところにご飯を加えると、たまごが固くなってしまう場合があります。ふわふわのたまごに仕上げるには、一度取り出すのが失敗しないポイントです。またご飯を焦らずにしっかり炒められるので、パラパラに仕上がります。

コツ[2] 熱々のご飯は使わない

冷やご飯または粗熱の取れたご飯を使いましょう。熱々だとべちゃっとした仕上がりになってしまいます。

コツ[3] フライパンは振らない

ご飯は中火でじっくり炒めましょう。

コツ[4] 具材の大きさは細かく揃えて

具材の大きさが違うと、火の通り加減が変わってきます。細かく揃えると手早く炒めやすいですよ。

これできっとパラパラチャーハンの達人に。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

チャーハンのおすすめアレンジレシピ3選

パラパラチャーハンの作り方をマスターしたら、アレンジレシピにも挑戦してみましょう。チャーハンといえば中華料理の定番ですが、和風や洋風の食材と合わせても相性バッチリですよ。

さっぱり!しらす梅チャーハン

しらす、梅干し、温かいご飯、しょうゆ、塩、サラダ油、小ねぎ(あれば)

調理時間:10分

牛肉とマッシュルームのがっつりチャーハン

牛こま切れ肉、マッシュルーム、ご飯、にんにく、小ねぎ(あれば)、しょうゆ、塩、こしょう、オリーブオイル、バター

調理時間:10分

納豆ひき肉チャーハン

豚ひき肉、納豆、温かいご飯、小ねぎ、納豆付属のタレ、塩・こしょう、バター、サラダ油

調理時間:10分

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